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新商品 超小型Qスイッチ固体レーザ「LVE-R0700(IR)」が日刊工業新聞に掲載されました。

スペクトロニクス(大阪府茨木市、岡田穣治社長、072・624・0700)は、出力7ワットクラスで外形寸法を既存品より68%小型化した近赤外レーザー発振器「LVE―1000」を22日に発売する。本体寸法は幅62ミリ×奥行き249・5ミリ×高さ41ミリメートル。価格は320万円。5年以内に同製品で年間10億円の売り上げを目指す。 Qスイッチ型固体レーザーで、NdYVO4(ネオジウム添加イットリウム・バナデイト)結晶を用いる。波長は1064ナノメートル(ナノは10億分の1)。プラスチックや金属の加工用で、主に電子部品の回路加工などの用途を見込む。メーカーの生産技術部門や研究開発部門、大学などに販売する。車や台車などの振動に耐えられ、持ち運びが容易にできる。専用レンズはビーム直径5ミリと10ミリメートルの2種類を用意。ネジ式のレンズを簡単に取り付けでき、レーザー照準の微調整が不要。今後、同サイズで波長や出力の異なる製品を投入するとともに、レンズやビデオマイクロスコープなどの光学付属品も増やす。22日から横浜市中区のパシフィコ横浜で開かれる「レーザーEXPO2009」に出展する。