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スペクトロニクスでは社内勉強会レーザレクをスタート!
CEOの岡田が講師となり各部署の若手社員にレーザの基本を講義します。
第一回は「偏光」をテーマに光の性質や特徴から自社で扱う部品の仕組みまで充実した講義内容となりました!
ここでは講義内容を少しご紹介させて頂きます。
講義内容
1.光とは
2.偏光
3.装置部品-アイソレータ
以上の3点について講義が行われました。
①光とは
“光とは電界の波であり振動しながら進行するエネルギーである。”
、、、との事。
あまりピンと来ないかもしれませんが波の性質を持っているという事ですね。
他にも粒の性質(光子)も持っているのですが、この辺を考え出すと余計に難しくしてしまうので今回は省略させて頂きます。
②偏光
字のごとく「光の偏り」なんですが、わかりやすく言うと波の振動方向のことですね。
光には様々な偏光があり、大きく分けると「直線偏光」「円偏光」「ランダム偏光」があります。
★例:偏光サングラスの原理
偏光サングラスのレンズは直線偏光しか入らない偏光板のため、ランダム偏光の自然光の場合わずかの直線偏光のみを通過させ、他の光は反射する。
③装置部品 – アイソレータ
アイソレータとは、、、
ファラデー素子、PBS、波長版から構成されるもので偏光成分を回転させるファラデー素子を利用し使用したい特定の偏光のみを取り出す部品。
偏光成分を回転させるファラデー素子と一方向以外の偏光を遮断するPBSを用いて増幅された戻り光が他の部品ダメージを与えないように当社では使用しています。
いかがでしたでしょうか?
簡単ですが以上が第一回の講義内容となります。
スペクトロニクスではこのように光の特性を十分に理解し、その
知識を存分に活かしてより高性能なレーザ発振器の開発に取り組
んでおります!
これからも皆様のご期待にお応えできるようより良い製品とサービスをお届けするため日々精進して参りますので何卒、よろしくお願い致します。
最後までご拝読頂き、ありがとうございました。
次回の講義も引き続き掲載させて頂きますのでお楽しみに!